物語の中のパンケーキ 〜絵本編〜
いよいよ秋到来!食欲の秋・読書の秋にぴったりの、パンケーキが出てくる物語をご紹介します。どの物語にもおいしそうなパンケーキが登場します。
ころころパンケーキ
- 作:ノルウェー民話/絵: スベン・オットー /訳: 山内 清子 /出版社: 偕成社
パンケーキが主役の絵本では、世界で一番有名だといっても過言ではない本。さまざまなバリエーションで出版されています。
お母さんが焼いてくれるおいしいパンケーキ。さあ焼けた!とその時、パンケーキが逃げ出します。
コロコロころがって逃げていくパンケーキ。子ども達からも、ねずみや鳥からもうまく逃げますが…最後は知恵が勝利するお話。
しろくまちゃんのほっとけーき
- 作・絵:わかやまけん/出版社: こぐま社
本で有名なパンケーキ絵本といえば、きっとこの一冊でしょう。こぐまちゃんシリーズの絵本ですが、今回の主役はしろくまちゃん。おかあさんと一緒にケーキを焼きます。まだまだ幼いしろくまちゃん、ハプニングが続きますがケーキを焼く場面では、絵本からおいしい香りがしそうなほど上手に焼けます。
ぐりとぐら
- 作:中川 李枝子/絵:大村 百合子/出版社: 福音館書店
こちらも有名、2匹のねずみのお話です。なかよしの野ねずみ、ぐりとぐらは森で大きな卵を見つけます。自分たちの背丈より大きな卵は、家まで持ち帰るのは難しい…それなら、ここで大きなカステラをつくろう! 二人の作るおいしい香りは森中に広がり、みんなでわけて食べました。
ねずみくんとホットケーキ
- 作:なかえ よしを/絵:上野 紀子/出版社: ポプラ社
ねずみくんシリーズの1冊。ねみちゃんからホットケーキを食べにこないかとお誘いを受けたねずみくん。「ねみちゃん おりょうり じょうずなんだね みんなをよんでこよーっと」はりきって友達を集めます。集まったみんなは「おりょうり」と聞いているから、バナナがいいとか魚が好きだとか勝手なことを言っています。困ったねみちゃんは…。素敵なアイデアで解決します。
まよなかのだいどころ
- 作・絵:モーリス センダック/訳:じんぐう てるお/出版社: 冨山房
「かいじゅうたちのいるところ」で知られるセンダックの不思議なお話。夜中に目を覚ましたミッキーはニューヨークの町並みのような真夜中の台所へ。パン屋さんが朝のケーキを焼くのに必要な、ミルク探しをお手伝いします。
美味しいケーキが焼けたところで、ミッキーは再びベットにもぐりこみます。おおきくふくれたケーキがとても美味しそうな一冊です。
パンケーキの登場する絵本は、この他にも沢山あります。こどもにとって、一番身近なスイーツはパンケーキなのかもしれません。秋の夜長、パンケーキを食べながらゆっくり絵本を読むのもいいですね。